

GPT-6 の公開日・モデルの違い・ChatGPT で使えるプラン
GPT-6 は 2026 年 9 月 3 日の Astra を皮切りに、Sol、Luna、6.1 Sol、6.1 Terra が順次公開されました。各モデルの位置づけと OpenAI 公式の API 料金、ChatGPT のどのプランで GPT-6 が使えるかをまとめます。
GPT-6 は単一のモデルではなく、OpenAI の最新モデルファミリーです。しかも一度にではなく段階的に登場しました。2026 年 9 月 3 日に GPT-6 Astra、続いて GPT-6 Sol と GPT-6 Luna、さらに GPT-6.1 Sol、そして 10 月 26 日に最新の GPT-6.1 Terra が公開されています。この記事では、各モデルの公開日、OpenAI による位置づけ、API 料金、そして ChatGPT のどのプランで GPT-6 が使えるのかを整理します。内容はすべて OpenAI の公式ページに基づき、2026 年 10 月 27 日時点で確認したものです。
要点まとめ
- GPT-6 Astra は 2026 年 9 月 3 日に公開され、その後 GPT-6 Sol と GPT-6 Luna(9 月 22 日)、GPT-6.1 Sol(9 月 29 日)、GPT-6.1 Terra(10 月 26 日)が続きました [1]。
- OpenAI 公式の API 料金は、入力が 100 万トークンあたり $0.10〜$10、出力が $0.50〜$50。最安は GPT-6 Luna、最上位は GPT-6 Astra です [2]。
- ChatGPT の GPT-6 は、対象となる Plus・Pro・Business・Enterprise ユーザーに順次提供中です。Free と Go のデフォルトは引き続き GPT-5.6 Luna です [3]。
- GPT-6.1 Sol と GPT-6.1 Terra は ChatGPT の Chat には含まれません。提供先は ChatGPT Work と Codex です [3]。
- 2026 年 10 月 7 日以降、OpenAI は本番環境の API 利用に GPT-6 ファミリーを推奨しています [1]。
GPT-6 の概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開発元 | OpenAI |
| モデル | GPT-6 Astra、GPT-6 Sol、GPT-6 Luna、GPT-6.1 Sol、GPT-6.1 Terra |
| 最初のモデルの公開日 | GPT-6 Astra、2026 年 9 月 3 日 |
| API での提供 | OpenAI API。GPT-6 Astra は Microsoft Azure と AWS Bedrock での提供も発表済み。その他のモデルの両クラウド対応:未確認 |
| ChatGPT での提供 | 対象の Plus・Pro・Business・Enterprise ユーザーに順次提供中。Free と Go は対象外 |
| 公式 API 料金 | 100 万トークンあたり入力 $0.10〜$10、出力 $0.50〜$50 |
| コンテキストと出力(OpenAI API の公式仕様) | コンテキストウィンドウ 1.05M トークン、最大出力 128K トークン |
GPT-6 とは?
GPT-6 は同じ世代に属する複数のモデルの総称で、コストと速度で役割が分かれています。実際に「GPT-6 を使う」というときは、次のどれかを選ぶことになります。
GPT-6 Astra:最上位モデル
OpenAI は GPT-6 Astra を「最も要求の厳しい仕事のための、最も高性能なモデル」と位置づけています [2]。ファミリーで最も高価で、ChatGPT の GPT-6 Pro を支えるモデルでもあります。まず一部の組織に先行提供され、その後 ChatGPT Plus・Pro・Business・Enterprise、OpenAI API、Microsoft Azure、AWS Bedrock へと広がりました [4]。
GPT-6 Sol と GPT-6.1 Sol:主力モデル
GPT-6 Sol は 9 月 22 日に公開された、テキストと画像を入力できる推論モデルです [1]。ChatGPT の Chat では、ほとんどの推論レベルをこのモデルが担っています。1 週間後に出た GPT-6.1 Sol について、OpenAI は「Astra に近い性能を、より低いコストで複雑な仕事に」と説明しています [2]。
GPT-6 Luna と GPT-6.1 Terra:速さと処理量
GPT-6 Luna は「目的がはっきりした大量処理向けの、最も効率的なモデル」で、分類・抽出・ルーティングといった処理に向いています。最新の GPT-6.1 Terra は「視覚的推論、正確なコンピューター操作、明快で自然な文章に強い、高速で効率的なモデル」とされています [2]。
GPT-6 の公開日とタイムライン
「GPT-6 はいつ出たのか」への短い答えは 2026 年 9 月 3 日です。ファミリー全体がそろうまでには約 8 週間かかりました。
| 日付 | 出来事 |
|---|---|
| 2026 年 7 月 9 日 | GPT-5.6 ファミリー公開(GPT-6 の前世代) |
| 2026 年 9 月 3 日 | GPT-6 Astra 公開 |
| 2026 年 9 月 22 日 | GPT-6 Sol と GPT-6 Luna 公開 |
| 2026 年 9 月 29 日 | GPT-6.1 Sol 公開 |
| 2026 年 10 月 7 日 | OpenAI が本番 API での GPT-6 ファミリー利用を推奨 |
| 2026 年 10 月 26 日 | GPT-6.1 Terra 公開 |
段階的な公開に注意
9 月上旬に GPT-6 の記事を読んだなら、そこで語られていたのは Astra だけです。その後 2 か月で料金、ChatGPT での提供範囲、モデル名が大きく変わったので、「GPT-6」に関する情報は書かれた日付を確認してから参考にしてください。
知識のカットオフ
OpenAI はモデルごとに異なる知識のカットオフを示しています。GPT-6 Astra と GPT-6.1 Sol は 2026 年 4 月 30 日、GPT-6 Luna は 5 月 18 日、GPT-6.1 Terra は 6 月 1 日です [2]。
GPT-6 モデル比較
位置づけと料金は OpenAI 公式のもので、料金は 100 万トークンあたりの標準 API 料金です。ChatGPT での提供状況は OpenAI ヘルプセンターに基づきます。
| モデル | OpenAI による位置づけ | API 料金(入力 / 出力) | ChatGPT での提供先 |
|---|---|---|---|
| GPT-6 Astra | 最も要求の厳しい仕事向けの最高性能モデル | $10 / $50 | Chat の GPT-6 Pro、ChatGPT Work、Codex |
| GPT-6.1 Sol | Astra に近い性能をより低コストで | $2 / $10 | ChatGPT Work と Codex のみ |
| GPT-6.1 Terra | 視覚的推論・コンピューター操作・文章に強い高速モデル | $1 / $5 | ChatGPT Work と Codex のみ |
| GPT-6 Sol | テキストと画像を入力できる推論モデル | $2 / $10 | Chat の Instant〜Extra High |
| GPT-6 Luna | 大量処理向けの最も効率的なモデル | $0.10 / $0.50 | 未確認 |
GPT-6 Sol の料金は 9 月 22 日の changelog に記載されたもので、入力 272K トークンまでのリクエストに適用されます [1]。その他の料金は OpenAI のモデルページによります [2]。キャッシュ入力、長いプロンプト、その他の処理ティアは OpenAI が別料金で設定しています。
どのモデルを選ぶべきか
複雑なコーディングや専門的な作業なら、まず GPT-6.1 Sol から始めるのが無難です。OpenAI は Astra に近い性能と位置づけており、料金は Astra の 5 分の 1 です。コストより品質を優先したい最難関のタスクだけ GPT-6 Astra に切り替えましょう。大量処理には GPT-6 Luna、スクリーンショットの読み取りやコンピューター操作、仕上がりの良い文章が必要な場面では GPT-6.1 Terra を試す価値があります。
ChatGPT で GPT-6 は使える?Free・Plus・Pro
「ChatGPT 6」をめぐる混乱の多くはここにあります。使えるかどうかはプランによっても、ChatGPT のどこで使うかによっても変わります。以下は OpenAI ヘルプセンターの記事「GPT-6 and other models in ChatGPT」(2026 年 10 月 27 日に確認)に沿った整理です [3]。
| プラン | ChatGPT での GPT-6 |
|---|---|
| Free と Go | なし。デフォルトは引き続き GPT-5.6 Luna |
| Plus | 順次提供中。Chat は Medium と High のみ。GPT-6 Astra は ChatGPT Work と Codex で利用可能 |
| Pro($100 と $200) | 順次提供中。Chat で GPT-6 Pro(GPT-6 Astra ベース)を利用可能 |
| Business と Enterprise | 順次提供中。Chat で GPT-6 Pro を利用可能 |
Chat のレベルとモデルの対応
Chat では、Instant から Extra High までのレベルを GPT-6 Sol が担当します。Pro レベルは GPT-6 Astra をベースにした GPT-6 Pro で、Pro $100、Pro $200、Business、Enterprise に限られます。
GPT-6.1 Sol と Terra の使い場所
GPT-6.1 Sol と GPT-6.1 Terra は Chat には出てきません。ChatGPT Work と Codex から使います。直接呼び出したいなら、API を使うのがいちばん手早い方法です。
ChatGPT 6 は無料?
現時点では無料ではありません。Free ユーザーはデフォルトでは GPT-6 を使えません。サードパーティの記事には違う説明もありますが、OpenAI ヘルプセンターでは Free と Go のデフォルトを GPT-5.6 Luna としています。
開発者が GPT-6 を使う方法
GPT-6 の 5 モデルはすべて OpenAI API で提供されています。GPT-6 Astra は Microsoft Azure と AWS Bedrock での提供も発表されています [4]。
OpenAI による移行時の注意点
OpenAI の changelog には GPT-6 Astra の変更点として、推論強度 none がないこと、temperature と top_p のカスタム指定に対応しないこと、ツール呼び出しには Responses API が必要なことが挙げられています [1]。旧モデル名を GPT-6 に差し替える前に確認しておきましょう。
APIMart から GPT-6 を使う
複数のモデルプロバイダーを併用しているなら、APIMart の GPT API を使えば、OpenAI 互換のキー 1 つで GPT-6 ファミリーを呼び出せます。利用できるモデル ID は gpt-6-astra、gpt-6.1-sol、gpt-6.1-terra、gpt-6-sol、gpt-6-luna で、Chat Completions と Responses API の両方に対応しています。OpenAI 公式 SDK は base URL を変えるだけで使えます。
from openai import OpenAI
client = OpenAI(api_key="YOUR_APIMART_KEY", base_url="https://api.apimart.ai/v1")
response = client.responses.create(
model="gpt-6.1-sol",
input="GPT-6 モデルファミリーを 3 つの箇条書きで要約してください。",
)
print(response.output_text)
APIMart の GPT API はトークン単位の従量課金です。最新の料金は GPT API ページの料金表をご覧ください。
GPT-6 と GPT-5.6 の違い
GPT-5.6 は 2026 年 7 月 9 日に公開された前世代で、今も使われています。ChatGPT の Free と Go では、日常的なチャットのデフォルトが GPT-5.6 Luna です [3]。
API ユーザーにとっての変化
OpenAI は 8 月 6 日に本番環境向けとして GPT-5.6 Sol を推奨していましたが、10 月 7 日にその推奨を GPT-6 ファミリーに切り替えました [1]。新しく始めるプロジェクトなら GPT-6 から始めるのが自然です。
今すぐ移行すべき?
切り替える前にテストしましょう。自分のプロンプトを GPT-6.1 Sol や GPT-6 Luna と現在の GPT-5.6 モデルで並べて実行し、品質とトークン使用量を比べ、上で挙げたパラメーターの変更にも注意してください。
よくある質問
GPT-6 はいつ公開されましたか?
最初の GPT-6 モデルである GPT-6 Astra は 2026 年 9 月 3 日に公開されました。GPT-6 Sol と GPT-6 Luna が 9 月 22 日、GPT-6.1 Sol が 9 月 29 日、GPT-6.1 Terra が 2026 年 10 月 26 日に続いています。
ChatGPT の GPT-6 は無料で使えますか?
使えません。OpenAI ヘルプセンターによると、ChatGPT の Free と Go のデフォルトは引き続き GPT-5.6 Luna です。GPT-6 は対象となる Plus・Pro・Business・Enterprise ユーザーに順次提供されています。
GPT-6 Astra と GPT-6.1 Sol の違いは?
GPT-6 Astra は OpenAI で最も高性能なモデルで、100 万トークンあたり入力 $10、出力 $50 です。GPT-6.1 Sol は OpenAI が「Astra に近い」とする性能を、入力 $2、出力 $10 で提供します。多くの専門的な用途では、まず GPT-6.1 Sol を試すほうがコストを抑えられます。
GPT-6.1 Terra とは何ですか?
GPT-6.1 Terra は 2026 年 10 月 26 日に公開された最新の GPT-6 モデルです。OpenAI は、視覚的推論、正確なコンピューター操作、明快で自然な文章に強い高速・高効率なモデルと説明しています。OpenAI API での料金は 100 万トークンあたり入力 $1、出力 $5 です。
GPT-6 の API 料金はいくらですか?
OpenAI API の標準料金は、GPT-6 Luna の 100 万トークンあたり入力 $0.10・出力 $0.50 から、GPT-6 Astra の入力 $10・出力 $50 までです。キャッシュ入力や長いプロンプトの料金は OpenAI の料金ページで別途定められています。
GPT-6 は API で使えますか?
使えます。GPT-6 の全モデルが OpenAI API で提供されており、GPT-6 Astra は Microsoft Azure と AWS Bedrock での提供も発表されています。APIMart の OpenAI 互換エンドポイントなら、1 つのキーでファミリー全体を呼び出すこともできます。
今後の注目点
OpenAI は 2 か月足らずで 5 つの GPT-6 モデルを出しており、ChatGPT での提供範囲やモデルの選択肢は今後も変わりそうです。特に動きがありそうなのは、いまも GPT-5.6 Luna のままの Free と Go の扱いと、GPT-6.1 Sol と Terra が Chat に加わるかどうかの 2 点です。OpenAI のヘルプセンターや changelog が更新されたら、このページも更新します。
APIMart チームについて
APIMart チームは、AI でプロダクトを開発する開発者向けに、モデル解説・比較・料金分析を執筆しています。APIMart なら 1 つの API で 500 以上のチャット・画像・動画モデルを利用でき、本記事で紹介したモデルをリリース前に比較検証できます。
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